第4話|十川渉 magocoro

〜 必要な家具は、一緒につくっていきましょう 〜 PROFILE 十川渉(そごう・わたる) magocoro 代表 1979年4月11日 高知県生まれ AB型。 軽井沢の暮らしに必要なオリジナル家具の製作・エクステリア・ガーデンデザイン、お客様の多様性あるニーズに真心を込め、常識に囚われないモノ作りをお届けする家具職人。 古くから軽井沢に伝わる伝統工芸の高級家具屋に13年務め、現在は、自身の拠点となる工房『magocoro(まごころ)』を軽井沢に建て独立。 magocoroへのリクエストは、枝葉のように形を広げ、十川氏の監修指導の元、デザイン〜製作〜完成に向けて本格的な家具作りを一緒に体験できる貴重な場にもなっている。 木材質を見極め有効活用する匠な技、長年の経験に裏打ちされたそのクリエイティビティは、女性や子供、そして建築家・デザイナーにも人気を博し『magocoro』の真心は、軽井沢中に伝わり始めている。   Introductory chapter リレーインタビュー第3話、リアライズ篠原幹雄さんより渡されたバトンは、「信頼のおける若い家具屋さんの発展を願って」と託され、軽井沢追分にある工房 magocoro の十川渉さんへと繋がります。別荘建築のお話であった前話に対し、今回の十川さんのエピソードは、軽井沢に暮らす方々へ向けた家具作りという、とても身近なお話。願わくば実用的でお洒落に決めたい暮らしの家具。独立したばかりの十川さんに、様々な観点から家具のお話をお伺いしました。 2018年1月19日 ~ 現在、取材中 プロデューサー:堀田健志   十川さんの元へ ——十川さん初めまして。本日はどうぞ宜しくお願いします。 十川:はい。こちらこそよろしくお願いします。 十川:ストーブの近くで、ゆっくりくつろいでくださいね。 —— こころ温まるお気遣いをありがとうございます。素敵な工房に、素敵なストーブですね。 十川:ありがとうございます。 —— まず最初に、TABLENOTE [テーブルノート] で初めて十川さんを知る方のために、十川さんの簡単な自己紹介をお願いします。 十川:はい。十川渉(そごう わたる)と申します。 高知県出身の昭和54年4月11日生まれ、牡羊座、39歳。血液型はAB型です。 —— 現在のご職業を一言で言うと? 十川:家具職人としてお仕事をさせていただいてます。 けど、本当は、職業を断定せずに、デザイン、ガーデンエクステリアなど、木材に携わっていくこと全般をもっと広く活動していきたいと思ってます。 —— まるで木の枝葉のように活動の幅が広がっていくイメージでしょうか? 十川:はい、そうですね。木材の世界は本当に広くて奥深く、木材の活用方法も様々で、仕事も多様に広がっていると思います。 —— 今回、十川さんへリレーバトンをお渡ししたリアライズの篠原さんとは、どのようなご関係だったのでしょうか? 十川:篠原さんは、一緒にお仕事をさせていただいており、元々は「あさまストーブ」に勤めている女性スタッフさんのご紹介で知り合いました。 —— あさまストーブさん、あの信州最大の薪屋さんですか? 十川:はい。というのも、僕自身「自分の工房を建てるにあたって誰か良い建築家の人は居ないですか?」と、周囲に聞いて探していました。 その時に「とても良い建築家の方がいますよ」と、あさまストーブの女性スタッフさんからリアライズ篠原さんの存在を聞き、そして出会った形ですね。 —— 最初の篠原さんの印象は? … Continue reading 第4話|十川渉 magocoro続きを全て読む